CTマーケットプレイス(二次流通)

CTは初期ファンディングによって確定した価格をもとに専用のマーケットプレイスで取引を行うことができます。CTは初期売出以降もこのマーケットで売買可能なため、オーナーの活躍によってコミュニティに注目が集まると、CTが多く買われCTの価格が値上がりすることも期待されます。もし、CTの値が上がった場合は、初期に大量にCTを購入したサポーターはCTの分の売却益を得られる可能性があります。

CTはオーナーコミュニティごとに別々であり、マーケットプレイスもオーナーごとに独立しています。

CTマーケットプレイスの価格決定には前述のBancorの数式モデルを採用しており、売り手と買い手の価格合意がなくても売買価格決定が可能なため、流動性が低くても取引できないといった事象が起きないように設計されています。

オーナーとサポーターは、発行されたCTによって利害が一致し、両者が共にコミュニティを拡大させることで、お互いに利益を得ることができます。コミュニティが拡大し、それに伴ってCT価値が上昇する場合は、コミュニティ拡大前からCTを保有していたサポーターの売却益が大きくなるため、古参ファンにとってメリットが大きくなる可能性があります。

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