履歴ハッシュ値記録
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EVMのOpcodeの中でもストレージ格納の際に実行される"SSTORE"はコストが高く、目的を達成するにはeventを使用すれば充分といえます。
イベントのパラメーター(topic)は以下の通りです。
eventSig :イベント名。Ethereumの関数シグネチャと同様に、記録したいイベント名をKeccak256 hashして、その先頭4byteを指定する。
createdAt :記録日時
ipfsHash :IPFSハッシュ
無関係なログや不正なログを記録できないようにするため、OpenZeppelinのライブラリ(WhitelistAdminRole.sol)を用いてスマートコントラクトのオーナーのみが実行できるようにしています。
以下にソースコードの抜粋を示します。
CTはFiNANCiE Lightningを通して、オフチェーン+取引履歴の公開+ハッシュ値のオンチェーン化という組み合わせで提供しています。CTは前項の理由から現時点ではオンチェーンのウォレットに引き出すことはできません。すべてのCTの流通および利用はFiNANCiE(クラウドファンディング2.0)内に閉じて行われています。