FiNANCiEとは

「FiNANCiE(フィナンシェ)」は、スポーツクラブやクリエイターがファンと共に夢や目標を実現するためのコミュニティおよびエコシステムを構築するプラットフォームです。

Web2.0の潮流は「会社」の組織力がなくてはできなかったことを「個」でも実現できるように変えていきました。この流れは「クリエイターエコノミー」という経済圏を創出し、多くのプラットフォームで活躍するクリエイターを生み出しました。

しかしながら、クリエイターエコノミーといえども、現状は巨大なプラットフォームと一部のクリエイターのみが大きな利益を手にしている状況で、応援してくれるたくさんのファンに明確な利益を還元できるものではありません。また、知名度の低い時期から支えてきたファンに応える仕組みも存在しないといった課題があります。

このような課題を解決するために、FiNANCiEは「トークン(CT)」によってクリエイターとファンに最大限の利益を還元する仕組みを提供しています。

スポーツクラブやクリエイターはトークンを発行する「オーナー」として、それを購入するファンは「サポーター」としてコミュニティを構成するメンバーになります。

トークンは販売されるだけでなく、セカンダリマーケットで取引されるので、継続した経済活動が行われ「トークンエコノミー」が成立します。

このトークンエコノミーによってオーナーはトークン販売のみならずマーケット取引手数料で継続的に成長資金を獲得することができます。そして、サポーターもトークンを売買することができるため、オーナーの活動によってトークン価格が値上がりした場合、サポーターは値上がりした当該トークンの売却により値上がり分の価値を享受することができる仕組みを実現しています。

そして、FiNANCiEは、このトークンエコノミーにおける全ての取引をFiNANCiE Lightningというレイヤー2 (出典:https://blog.ethereum.org/2014/12/31/silos/) オフチェーン&オンチェーンの融合ソリューションを通してEthereumブロックチェーンに記録しています。これは、コミュニティの成長がFiNANCiEというプラットフォームを超えてブロックチェーンに刻まれているということを意味します。スポーツクラブやクリエイターコミュニティの取引記録はFiNANCiEというプラットフォームが握っているわけではなく、対改竄性、半永久的なデータの持続性、そして透明性を持った状態でブロックチェーンに記録されているのです。

さらに、FiNANCiEはブロックチェーン技術を活用して、トークンエコノミー以外の側面からもスポーツクラブやクリエイターコミュニティの成長を支援しています。

NFTの発行・販売・管理を通してスポーツクラブやクリエイターのデジタル資産に価値を付与するのはもちろん、コミュニティの活性化に貢献するサポーターに向けて、ブロックチェーン上で取引可能なFNCTというERC20トークンを発行することで、さらに大きなメリットを還元できる仕組みを構築していきます。

このFNCTがガバナンス機能を持ちFiNANCiEに影響を与えていくことで、FiNANCiEはプラットフォームだけが主導するものではなくコミュニティを活性化するスポーツクラブやクリエイター、サポーターの意見を今まで以上に採用することができるようになります。これによってFiNANCiEは自律分散的な成長を続けられるDAO(Decentralized Autonomous Organization:自律分散型組織)の要素を取り入れていきます。

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